今回はデザイナーあるある話として、デザイナーから嫌われるクライアントの言動と、嫌われないための方法をご紹介いたします。
今回、クライアント側からの言い分は載せてません。ごめんなさい。
嫌われるデザイナーあるあるもありますがまた後日。
デザイナーに案件依頼するとき、やり取りでの対応は意識していますか?
無意識での発言や指示はデザイナーをイラっとさせることがあります。
その影響で、この案件に力を入れないもんね。このクライアント嫌い。虚無。
となることもあり、頑張らない案件扱いとなってしまいます。
あなたの方が立場が上であっても、気持ちが伝わる対応をすることでよりよいデザインに仕上がります。
お互い気持ちよくお仕事したいですよね。
それぞれが感謝の気持ちと思いやりを持った対応をすることで、また一緒に仕事したいなという気持ちになり、信頼関係を構築することができます。
これはデザイナー、クライアントに関わらず、全ての業種に置き換えても言えることです。
今回取り上げる事例は、信頼関係が構築されていない間柄だと起きやすいです。
この記事を読んでほしい人
・デザイナーと仕事をする人
・仕事をする上での思考に興味がある人
でざいんやの中の人(poonext)のつぶやき
組織で働く上で大事なこと。
関わる人にはリスペクトを持つこと。
心がない対応してませんか?仕事なので波風立てないよう、普通に対応します。
でもね。一緒に働きたくない人ランキングに入ってしまいます。
いるいる。と思ったあなた。
反面教師でリスペクトを持って人と関わりましょう。— でざいんや (@poonextcom) December 22, 2019
嫌われる依頼者・クライアントはこういう人
デザインイメージがない依頼でイラっとする言動
イメージ0の中頑張って制作したにも関わらず、初稿で「何かイメージと違う」と仰る
ホスピタリティ精神を持って接してみましょう。具体的には枕詞を使う。「すごい早いですね!」「ぼんやりした指示書ですみません。」「いつも助かります!」などはじめに一言あるだけで全然違います。
イメージがある依頼でイラっとする言動
依頼内容を元にイメージデザインを参考に制作したにも関わらず、初稿提出した際土台のデザイン部分の大幅修正を平気な顔で仰る
出来上がってきたものを見て、完成イメージが変わるのはよくある話です。そこが問題ではないのです。初めのイメージデザインを元に制作したにも関わらず、そこに触れることなく大幅修正をすることにイラっとくるのです。何か一言ありませんか?と制作した側からすると感じます。感謝やお詫びを相手に伝えることは苦手という人は多いです。難しいことではないです。変なプライドや恥ずかしさは捨ててしまいましょう。普段から「すみません」「ありがとう」を口に出すように意識することから始めましょう。
クライアント様がデザインセンスなさ過ぎてイラっとする
デザインの良しあしを決めるのはディレクションする人、クライアント様です
その良しあしの判断をする人のデザインセンスがないと、何度も修正が発生することがあります。
修正するたびどんどんデザインがおかしくなる。
このデザイン僕が作ったものとしてほしくない。
そう思ってしまうような修正指示を出してくるクライアント様に当たってしまうと、もう気持ちはどんよりしてしまいます。
餅は餅屋。
デザイン経験値が足りないのであれば、デザインはデザイナーに任せましょう。気になる点はデザイナーに質問をするなどコミュニケーションを取り、イメージするデザインに近づくようにしましょう。自分の感覚だけでデザインの良し悪しを決めないようにしましょう。
円滑に仕事を進めるための思考
仕事にはそれぞれ役割があります。
デザイナーはデザインをする。
ディレクションはデザインのバランス管理や、より良いデザインになるようデザイナーを導く。
クライアントは出来上がったものに対して、会社としてOKなものかどうかを判断し、
修正をする必要がある部分に対しては、その部分と理由を伝え修正してもらう。
デザイナーとディレクションを兼用している場合や、クライアントがディレクションを兼ねていることはよくあります。
ディレクション部分ではデザインの知識と経験がないと難しい業種です。
デザインに対して経験値が少ない場合、デザイナーにアドバイスを求めるなどをして
協力してもらい、ディレクション業務を一人で行わないようにしましょう。
組織の中での仕事は一人では成立しません。
必ず人と人が関わり成立しています。
なので、人対人を大切にする姿勢を持つことにより、助け合う意識が芽生え、気遣いある対応、期待に応えようという思いが出るなど良い成果を生み、良好な人間関係を構築します。
一方的な意見や感覚で物事を進めると、良好な人間関係は生まれにくいです。
自分に自信を持つことは良いことです。
しかし過信をすることは危険です。
あなたは完璧な人間ですか?
あなたがいるから私の仕事も捗ります。
あなたがいるから私が成長できます。
これは上司部下関係なく、デザイナー、クライアントなど立場の違いも関係ありません。
誰もが相手に対して持つべきマインドです。
まとめ
伝えるべき内容だけではなく、枕詞を入れ人対人を意識した接し方を心がけましょう
「ありがとう」「すみません」という言葉は大事。思ってるだけではダメです。
相手に伝えましょう。
経験値が低い場合、自分ひとりの感覚で進めないこと。一方的ではなく相互で進める意識を。
今回はデザイナー側からのイラっとくるクライアントとして紹介しましたが、クライアント側からこんなデザイナーはイラっとするということはあると思います。
ディレクター側としてもデザイナーにイラっとすることがあります。
また別記事で紹介させていただきたいと思います。
それぞれの立場からのイラっとする点を知ることで、日々の仕事でちょっと気をつけよう。という意識になればいいなと思います。
今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。